鄙の春

ゴールデンウィークは何だかんだ毎年実家に帰省していると思う。山の春はヤマツツジシバザクラあたりが盛りを迎えていた。田に水を張りはじめる頃で、夏日の翌日はストーブを焚かなければならないほど寒かったりとまだまだ寒暖の安定しない日が続く。

実家にいる間は今更ながらゲーム・オブ・スローンズを観ている。最初は特にえぐい描写が多かったのでシーズン1を月1話くらいのペースで観ていたのだけれど、後半くらいから自分の中での面白さが一気に開花して早シーズン3。まるで三国志のような血と策略の国取りの争いにファンタジー要素が加わってどハマりする。登場人物が多すぎるので主要人物だけでも名前を覚えるまで結構時間がかかるけれど、悪役も善役もそれぞれ本当にキャラが立っていて素晴らしい演技だと思う。子役も本当に演技が上手い。

暴力と性描写どちらもやや過激な表現があるけれどそれも含めてそういった混迷の時代特有のリアルさ(なるもの)を表現できている良作だと思う。

 

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