ガウラ

ブログの空白期間は毎週のように花を撮りに出かけていた。以前のブログでも触れていたかもしれないが特に3月後半くらいから爆発的に開花期を迎える花が増え、5月から6月にかけてピークを迎える印象があり、軒先の鉢から野花まで至るところに花を見つけることができる。真夏は緑が勝るのであまり花を見かけなくなった。と言っても芙蓉や木槿百日紅など今が盛りの花ももちろんたくさんある。

初夏にかけて色々な花の名前を覚えた。今年はざくろの花にクレマチス、ハリマツリ、ルリマツリ、ニオイバンマツリ、ムラサキゴテンギボウシサワギキョウクレオメ、ガウラ、クロコスミス、ホタルブクロ、カンナ……挙げるときりがないくらい。問題は来年の同じ時期に見返して覚えているかどうかだが……。

花見の時期、「花はよく見ると怖い」ということばを耳にしてなるほどと思った。坂口安吾にも満開の桜が怖いという話がある。当たり前の価値観をあえて裏切った先に見える怖さは、気づかないだけで世界遍く存在するのかもしれないな。


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